窯変銀漿

中央に銀河系のように 楕円とそこから 放射状の星雲が拡がっているようにも見えるが
 よく見ると 曜変天目斑文状の黒い円形が確認される。
         (くわしくは メインサイト 盃コーナーでどうぞ)

「漿」とは 釉薬中の金属が鉱化して釉薬表面に析出する状態の一つで 
表面全面が金属質になる「表面鉱化」の手前で 
ガラス中の析出状態と 表面析出状態 2種類があり
主に細かな禾目状集積でガラスを交互にはさみ 光の拡散が見られる。(呂庵定義)
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本丸は 「曜変天目」。

あらゆる建窯天目の釉の特徴と現象を知り 外堀を埋めていきます。
油滴、禾目、漿、表面鉱化、表面薄膜、偏光、虹彩・・・。

「三の丸」くらいは埋まったかな?   応援ヨロシクおねがいします!