黒釉面の表面に発生した虹彩。
(特別な金属は一切使用していません。)

鉱化面に発生したもの同様 虹彩はある一面での
ある一定角度の反射光でしか この虹の発色は捉えられない。

反射光の中に虹色が入っているので 撮影は 素人にはかなり難しい。
(肉眼では露出は自動修正され無意識に 見たいものを見て印象として捉えていますが
これが器械だと 思うように焦点を虹を全体と合せて 捉えることができません。)

 曜変天目と虹彩
虹の階調をご覧ください。

虹の階調をご覧ください。

虹の階調をご覧ください。

色の違いは 表面薄膜の厚みによってもたらされている。
つまり最も厚ければ 黄白色で反射せず 厚いところの金色から始まり赤から
薄くなるに従い 緑から青、さらに薄くなって紫、そしてまた金、赤、・・・・と循環しているようだ。

反射角度が合わず 虹彩が見えない角度のときには 
薄膜は黄白色に見え 器面全体がつや消し状にる。

 薄膜の正体は 「黄白色」「金色」の部分そのものであり
成分及び配置など 「虹彩」の情報が全て入っている。

ではその「薄膜」はどのようにして現れるか?
ーーーー今のところは まだ公表の段階ではないようです。

更なる考察は明日。