銀化ガラス

みなさん こんばんは。
今日の画像は 瓦礫の中から見つけたガラス片です。

自慢ではないですが 当時の家業がリサイクル業という事もあいまって
幼い頃より宝探しが好きで 山や谷、川や海、遺跡、工場、建築現場、・・・様々なところで
知らず知らずのうちに 「自分の好きなもの」を見つける訓練をしていたようで 今でも雑然としている
ガラクタの山や 骨董市でも 振り向けば自分好みの「お宝」が微笑んでいることがよくあります。

おそらくは 全体を広く見渡し その中から特定の波動を感じているのでしょう(考古学の表面採取などは
恐らく専門家にも負けない自信はあります。)が不思議なことに 背中で感じることもあるのです。
こんなことを云うと ??と思われる方もいるでしょうが 実際、皆さんも視界の外から人に見つめられたり
指を指されて はっと気づく時があると思いますが いかがでしょうか?

視覚だけでなく 人には波動を感じるアンテナがあるように思います。
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石や、金属、珍しい形の部品、矢じなどの石器、縄文土器に始まり
弥生や須恵器、土師器、近世陶器(私の編集で教育委員会より図録出してます。)等等。

まあ 田舎の遊びはこんなものでした。

いつしか、欠けた収集品(此方は いにしえの技術や文化などを 形や機能から想像し 洞察力がついたように思えます。)に飽き足らなくなり 完全な形のものを求め 自ら作りはじめてしまいました。
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で 前置きが長くてすみません。

「ローマンガラス」といわれる中近東あたりから見つかる 虹彩を放つ古代のガラスがあります。
土(砂)中で 長い年月腐食を受けて カルシュウム分が溶け出しガラス表面に微細な凹凸ができて
虹色に光るアレです。

画像のガラス片は どうもガラス自体が溶け出したにしては
高々 4・50年しか(型ガラスのデザインからして意外と新しい)経ってていませんし
斑文模様を見ると
高温や薬物とも考えにくいので おそらくは周辺のコンクリート成分のカルシュウムが解けて
付着したようで 完全に乾燥した分部は 剥落が始まっています。

↑こんな創造で楽しむのも 好き者でしょうか?

それにしても 自由奔放というか
こんなにゆるいランダムな虹の斑文、
誰も省みることの無い土中で  一体誰が悪戯を下のでしょうか?

私も因果なもので 誰も気にもしないロマンを求めて・・・(笑)
よく親から変わり者扱いされました。
大学時代、帰省してみると 大切な土器や石器が 処分されてたり・・(悲)

今晩はこんなところで・・失礼します。