「Silver Eye:シルバーアイ」は
禾目のような 長い銀色の筋が 口縁から見込みに延びています。
建窯天目の技術とは全く異なる GlazeArt:グレーズアート(釉薬藝術)です。
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「天の目」=「天目」と「法鉢」
人間世界や自然界を観る 真理=神仏の眼
無量寿光明の阿弥陀仏の脇侍・観音菩薩が手にした、済度のための
人の魂をいれ極楽に運ぶ「法鉢」
三十三間堂、1,001躯の千手観音は餓死、疫病、戦病死、、
死屍累々の鎌倉時代の民衆の救いを記念されて本尊他と設置された苦悩と美の形。
千の方法で衆生を救い、絶命しても浄土に運ぶと形で表している。
写真はの仏に帰依し合掌した手の下の手が「法鉢・ほうはつ」を示している。
あらゆる手段で生きることを助け、たとえ苦しみの中で命尽きても
その後には必ず浄土に渡し永遠の幸せを約束している造形。
魂の入れ物「法鉢」が衆生済度の象徴とされており、当方も一つは「天の眼」、
そしてもう一つはこの「魂の入れ物」という視点で創作を展開していきたい。