珍しい窯変性の禾目をご紹介します。
(詳しい解説やマイクロ撮影は メインサイトの盃コーナーからどうぞ)
この作品は 一見地味ですが 情報満載の指標といったところでしょうか。
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私の提唱いたします 「グレーズアート」とは
極めて魅力的にもかかわらず
今まで「偶然」として片付けられてコントロールできないものとして
再現の努力も十分におこなわれなかった
「レアな領域」=「窯変」に光を当てて これを技法化し
メタルの輝きとグラスの深遠さに 新しい表現スタイルを求めるものでもあります。
既存調味料を求め 温度で溶かし 教科書のお手本に似せる といった
電子レンジ陶芸は愛好家に任かせ
「摂理」を「炎」で発現させた 人工の輝石を創造していきたいと思います。
こちらのお手本は 地球の岩石(宝石、大理石、火成岩・・・ETC)です。
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一昔前に 陶芸は「土と炎の芸術」といわれましたが
そろそろそれも完成の域に達し だいぶ日も経つと思われ
似たり寄ったりのものを混ぜたり削ったりの ライフサイクルで言えば衰退期。
随分商業の垢にもまみれ 白いものが白く見えなくなってきてたりして・・・・・・。
新機軸が欲しいと思われる方も 若い人から出てきてもいいのではないでしょうか?
因みに私は片足を教職に置いた中年でありますが・・・・。
今の時代こそ 芸術家の輩出する時代でしょう。
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